非モテとか、オタクとかについての戯言 その4

何故「純愛」・「近親恋愛」がオタクで人気なのか?〜オタク的恋愛論とは〜

基本的にオタクは恋愛を半ばあきらめた人が多い、それは、自分の価値にとにかく自信がないうえに、
とりあえずオタクっていうだけでキモがられていると思っているためもある(思い込んでいるともいえるが・・・)

オタクが純愛主義であるのも、近親恋愛や、幼馴染といった属性を好むのもすべては自己価値の暗黙の否定であるところが大きい

これは、電波男にも語られていることであるが、
近親者は血の鎖から逃れることはできないし、幼いころから生活を共にする義姉妹や義母はその関係性の前提においても
すくなくとも無関係ではないという点において他人であるものよりも親しくなる可能性をつくりやすいという点があり
いわゆる、恋愛資本主義でのステイタス以外の面による判断も期待できる環境にあるという妄想がなりたつ環境であることが重要である

現在のエロゲーは物語の重要性の高さから、主人公たる男子にも容姿や一定の背景が必要とされるが、過去においては
何故これほどに、モテるのか意味不明な特徴がなく個性の殺された主人公が定番であったのも、同じ理由である


自分に客観的な愛される価値がないという問題の解決を模索した結果が、一連の妹ブームにつながる道であったといえる


そもそも何故「妹」なのか?
1、とりあえず年下であるという前提であり、属性としては基本は「従」
2、とりあえずわりと若年であるため、純真なキャラとして成り立ちやすい
3、近親者ということもあり、わりとわかりあえる環境にあるという幻想(笑)


ぶっちゃけ、年下なら、なんとか主導権とれるだろうという妄想だと思うのです
(実際はそんなことは絶対にないんだけど)



真逆とも言える人気の属性「ツンデレ

「普段はそっけなく、もしくは突っかかってくるくらいなんだけど、素直になれないだけでベタぼれしている女性」
で大体あってるはずなんだが・・・

文書に表した時点で、一般人には非常にキモイがられそうな気がする
しかしながら、こういったキャラは実は少女漫画に多く登場するキャラである、ただ男性キャラではあるのだけれど


基本的に、とりあえず「愛されたら愛しましょう」という上から目線の恋愛感であるといってもよい
要するにオタク=シンデレラ症候群といえばわかりやすい