人には向き不向きがあるということで
■[モテない]体育会系ジョークとオタクジョーク、その間にある深い溝
は非常に興味深いエントリーであるなぁ
オタク系の人間ではあるが、大人であるから体育会系のノリってのはわかるし
そこでもとめられる答えっていうのもなんとなくわかる
基本的に、体育会系の「馬鹿っぽさ披露」的ジョークはまあなんとかついていけるとして
(というか大人として、その辺は付き合うくらいの余裕はほしいし、自分も身に着けたい)
実際問題として、「エロ系」のジョークは、オタク系の人間にとっては正解をだせばよいってもんでもないと思う
その時点や、その人に対しての心証はよいかもしれないし、時に友好を深められるかもしれないが、それってかなり諸刃の剣である気がしないでもない
基本的にルックスや雰囲気によって、「許される者」と「許されない者」に分類される世界において
体育会系の人間がエロ系ジョーク言うのと、オタク系の人間がエロ系ジョークをいうのではそのリスクにはかなりの差がうまれる
体育会系の人が、女性にエロ系ジョークをいっても、「仕方ない人だなぁ」的な反応で済むことが予想されるが、オタク系の人間にとっては「本気でキモイ」とか思われるわけで、最悪、単なるジョークがかなりのダメージになる
自分と波長の合わない人間との一時の協和のために、自分自身の立場を捨てるのはさすがに分が悪い
面倒くさいから、スルーで終了ってのがパターンになるわけで、
もちろん気取っているやつもいるし、まじめすぎる風に映るかもしれない
エロ系については、乙女回路内臓・非内臓によっては根本的に体育会系が理解できない場合もある
S氏「あの生足!!涎でてくるなっ!あーセックスしてぇ!」
とかいった部類のモノや
某友人「あんなに、スカート短かったらレイプされても文句言えねぇな!」
とかは、僕のような乙女回路内臓型のオタクはジョークであれ口にするべきでないことという認識がある
エロネタだから嫌悪するのではない、誤解を覚悟で論ずるならば、
体育会系ってとりあえず、「良い女ならとりあえずやりたい」ってスタイルに僕には見える
実在し、公人や有名人ではない他者に対して欲情的なコメントを述べるのは生理的に拒否反応があるだけであり、エロくないとかいうつもりは毛頭ない
実際、体育会系的なエロ系ジョークもオタク同士の間では意外と普通に交わされている例も多い
卑下の方法についても体育会系が「馬鹿度」で卑下するなら、オタク系は「痛い度」で卑下する、ある意味基本とする部分は大筋で同じだと思う
たとえば、僕はmixiのエントリーに昔
的なことを書いたりしたこともある
ほかにも、オタク同士でいくカラオケで、女性声優の歌を振り付けやコール付きで熱唱とか
(ただネタではなく本気のやつもいなくはないが・・・)
イベント会場にて、痛いグッズでフル武装とか
ただ、どれもオタク同士のみに通用し、一般人には「変人」扱い
よくても完全無視、その後、存在自体をスルーな結末が待っているわけで
オタク系の人間もエロ系のネタやジョークを好まないわけではないが、それが許される場面が非常に体育会系に比べて限定されている事実がある
オタクと体育会系はお互いのコミュニケーションの違いを知らなすぎるわけ。まぁ、別の文化圏だからな。そりゃ接触無いわ。別にどっちが正しいってわけじゃなく、必要なのは、お互いを知ることなんだけどね…。
と結ばれているが、これってかなり理想論で机上論な気がしてならない
結局、その属性自体が共通言語どころか代替言語にすらならないオタク系と
共通言語にならなくても代替言語にはなりうる体育会系の溝はかなり深い
結局は主流系であるか、亜流であるかという問題を解決できない現実がいまだに存在するわけで
最終的には、空気を読むオタク系に残される道は二つしなかない
「自分に被害をあたえない共通言語を身につける」or「華麗にスルー」
オタクにとっては、ガンダムクラスのマニア度の低い話でも一般にとっては理解しがたい世界であり
また、そもそも、理解しようなんて思ってくれないわけで
つまり
「世の中に不満があるなら自分を変えろ、
それが嫌なら耳と目を閉じ孤独に暮らせ
それも嫌なら・・・・」
ってことじゃないカト